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» 2005年10月05日 10時00分 公開

マカフィー、HTTPスループットを強化したコンテンツセキュリティアプライアンス

マカフィーは、Webや電子メール経由で侵入してくるウイルスやワーム、悪意あるソフトウェアやスパムを検出、ブロックするアプライアンス製品「McAfee SCM 4.0 Appliance」を発表した。

[ITmedia]

 マカフィーは10月4日、Webや電子メール経由で侵入してくるウイルスやワーム、悪意あるソフトウェアやスパムを検出、ブロックするアプライアンス製品「McAfee Secure Content Management(SCM)4.0 Appliance」を発表した。同社がこれまで提供してきた「WebShield Appliance」の後継製品となる。

 McAfee SCM 4.0 Applianceではソフトウェアの改良によって、これまでボトルネックだったHTTPスキャンの速度を6倍に改善するとともに、昨今被害が急増しているスパイウェア対策機能を強化し、同社の「McAfee Anti-Spyware Enterprise」と同等の機能を搭載した。さらに、スパム対策機能についても更新頻度を5〜10分ごとに上げることで、スパム検知率は従来の60%から95%今日に向上したという。

 また、アドオンモジュールとして、Secure Computingが提供するURLフィルタリング機能「SmartFilter」を追加することも可能だ。

 機能強化と同時に、規模や用途に応じて機種を選択できるようラインアップを変更した。

 運用、管理の容易さが求められる中堅/中小企業向けには、Webと電子メール双方のトラフィックを検査できる統合型の「McAfee SIG(Secure Internet Gateway)」を提供する。ウイルスやスパム、不正なコンテンツをブロックするほか、フィッシングへの対策機能も備えた。

 一方、すでにある程度の対策を導入している大企業には、Webセキュリティに特化した「McAfee SWG(Secure Web Gateway)」とメールセキュリティに特化した「McAfee SMG(Secure Messaging Gateway)」の2つを提供していく。それぞれの機能に特化させることでパフォーマンスの向上を図っており、特にMcAfee SWGの上位機種、「McAfee SWG 3400」ではHTTPのスループットが200Mbpsにまで高速化された。

 さまざまな種類の脅威が登場してくるにつれ、ファイアウォールやVPN、IPS、コンテンツレベルのセキュリティ対策までを統合した「UTM(Unified Threat Managemen)」と呼ばれるセキュリティアプライアンス市場が成長しているが、同社のマーケティング部プロダクトマーケティングの若松信康氏は、「UTMの場合はそれぞれの機能が限定されたもので、十分なセキュリティを維持できるかは疑問だ」と指摘。これに対しMcAfee SCM 4.0 Applianceの場合は、個々の機能の強固さがポイントだと述べている。

 ただ一方で、将来的にファイアウォールやIDS/IPS機能を統合させていくことも検討しているという。

 「情報詐取の手口は多様化しており、特にスパムとの組み合わせが増えてきた。メールを開くとスパイウェアやボットがインストールされたり、トロイの木馬が埋め込まれてファーミングに悪用されるといった複合的な脅威に対策する必要がある」(若松氏)。

 価格は、SIG 3100が50ノードまでの場合で65万円、SMG 3300は325万円、SWG 3400は400万円など。10月21日より出荷を開始する。

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