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» 2005年10月19日 22時39分 公開

ISPのネットワーク側でDDoS攻撃に対処、NTT Comが商用サービス開始へ

NTTコミュニケーションズは11月1日より、DDoS攻撃パケットを検出して顧客に通知する「セキュアドトランジット」サービスを開始する。

[ITmedia]

 NTTコミュニケーションズは10月19日、DDoS攻撃対策サービス「セキュアドトランジット」を11月1日より提供することを明らかにした。企業向けサービスの「グローバルIPネットワークトランジットサービス」とデータセンター向けの「コロケーション向けトランジットサービス」の付加サービスとして提供される。

 インターネット上のさまざまな場所やボット(ゾンビPC)から特定のサーバに大量の情報を送り付けるDDoS攻撃に、ユーザーが個別に対処するのは困難だ。早期発見が難しいだけでなく、仮に攻撃を発見できたとしても、これまで有効な防御手段が存在しなかった。

 NTT Comが提供するセキュアドトランジットでは、ISPのバックボーン側で不正攻撃対策機能を提供する。11月1日より提供されるDDoS攻撃検知サービス「DDoSファインダー」では、NTT Comの攻撃監視システムでIPヘッダーを解析し、DDoS攻撃を検知した場合にはリアルタイムに通知する。サービス料金は個別見積もりだが、参考価格として初期費用が30万円、月額費用は11万円からとなる。

 また2005年度内には、NTT ComのDDoS攻撃防御システムで不正トラフィックを除去し、正常トラフィックのみを配送するDDoS攻撃防御サービス「DDoSディフェンダー」も開始する予定だ。

 NTT Comでは、網側でDDoS攻撃対策機能を提供することにより、攻撃の早期発見/対処を実現するとともに、インターネット接続回線というインフラが麻痺することを回避できるとしている。今後は、NTT研究所と連携しながらDDoS攻撃対策の経験、ノウハウをフィードバックしていく方針だ。

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