日本HP、仮想テープライブラリの新機種を発表

日本ヒューレット・パッカードは、最大40TBまでのバックアップが可能な仮想テープライブラリ「VLS6000シリーズ」の最新機種を発表した。

» 2005年10月20日 23時21分 公開
[ITmedia]

 日本ヒューレット・パッカードは10月20日、仮想テープライブラリ「VLS6000シリーズ」の最新機種となる「HP StorageWorks 6840 Virtual Library System「(VLS 6840)を発表した。価格は1449万円からとなっており、11月下旬より出荷が開始される。

 VLS6000シリーズは、データ保存の実体はディスクだが、テープライブラリ/ドライブをエミュレーションすることで透過的にバックアップを行える製品だ。新モデルのVLS 6840は中〜大規模企業を対象としており、バックアップ容量は最大40TB、スループットは最大で毎秒575MB。複数のライブラリ/テープドライブを同時にエミュレートすることで、より効率的なバックアップ/リストアが行えるという。

 日本HPは同時に、4Gbpsファイバチャネルに対応したSANダイレクタスイッチ、「HP StorageWorks SAN Director 4/256」もリリースしている。大規模SAN環境のコアを対象とした製品で、最大256ポートの搭載が可能だ。価格は1050万円から。

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