エクストリーム、無線LANアクセスポイントの一元管理を実現する新製品

エクストリーム ネットワークスは、大規模な無線LANネットワーク向けのアクセスポイント管理製品「Summit WMシリーズ」を発表した。

» 2005年10月21日 16時58分 公開
[ITmedia]

 エクストリーム ネットワークスは10月21日、大規模な無線LANネットワークでアクセスポイントを一元管理し、サービスレベルを制御する無線LAN管理製品「Summit WMシリーズ」を発表した。

 同社は無線LANアクセスポイント製品「Altitude 350-2」を提供している。Summit WMシリーズはこれらアクセスポイントを一元的に管理し、ネットワーク設定の自動変更や機器に不具合が生じた際の対応を行うための製品で、最大200台までのアクセスポイントをサポートできる。

 「Accept Adaptソフトウェア」では、無線ネットワークにAltitude 350-2を追加すると、自動的に設定/運転パラメータをダウンロードすることができる。また「AutoCell」テクノロジにより、ダイナミックに無線周波数(RF)を管理し、無線受信範囲の最適化、最大化を行えるという。

 無線LANを用いたVoIP通信の品質を確保するため、エンドツーエンドでのQoS処理が可能なほか、通話を切断することなく移動できるよう、高速なサブネット間ローミング機能を提供する。さらに、アクセス制御や認証、不正なアクセスポイントや無線ネットワークの検出といったセキュリティ機能も備える。

 エクストリームではSummit WMシリーズにより、無線LANネットワーク導入/運用の煩雑さを軽減し、音声サービスについても有線LANと同等のパフォーマンスを実現できるとしている。価格は332万円からとなっており、2006年1月下旬より出荷を開始する予定だ。

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