エフ・セキュア、Windowsサーバ向け対策ソフトのバグを修正

日本エフ・セキュアは、ある条件下で定義ファイルの更新がエラーとなるバグを修正したWindowsサーバ向けウイルス対策ソフトの新版を公開した。

» 2005年10月28日 17時21分 公開
[ITmedia]

 日本エフ・セキュアは10月28日、Windowsサーバ向けウイルス対策ソフトの新バージョン「F-Secureアンチウィルス Windowsサーバ版 Ver5.52」の出荷を開始した。パターンファイル更新がエラーとなる可能性があるバグを修正したもので、同社では早期のバージョンアップ、もしくはホットフィックスの適用を推奨している。

 このバグは、同社のWindows版ウイルス対策製品に存在する。以下の4つの条件に該当する場合、2006年4月以降のある時点からパターンファイル更新がエラーとなる可能性があるという。

  • F-Secure Backwebまたは自動更新エージェントをインストールしていないPCで「今すぐ更新」ボタンで更新している場合
  • ポリシーマネージャにおいて「マニュアル更新の方法」を「HTTP」と指定している場合
  • AVプロキシを経由した更新を行っている場合
  • Windowsタスクまたはポリシーマネージャでスケジュール更新を設定している場合

 周知のとおり、たとえウイルス対策ソフトを導入していても、最新の定義ファイルを入手していなければ役には立たない。日本エフ・セキュアでは同日より、サポート契約ユーザーに対し媒体送付およびWebからのダウンロード提供を開始し、2006年3月末までにVer 5.52にアップグレードするか、ホットフィックスを適用するよう呼びかけている。

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