マイクロソフトのBIツール、日本語版は2006年2月に登場

マイクロソフトは、バランス・スコアカードに基づく経営分析支援システム「Microsoft Office Business Scorecard Manager 2005」日本語版を発表した。

» 2005年11月02日 18時38分 公開
[ITmedia]

 マイクロソフトは11月2日、バランス・スコアカードに基づく経営分析/改善を支援するためのビジネスインテリジェンス(BI)システム「Microsoft Office Business Scorecard Manager 2005」日本語版を発表した。米国では10月24日にリリースされていたものだ(関連記事)

 Microsoft Office Business Scorecard Manager 2005は、SQL ServerやOfficeアプリケーションと連動して業績に関する情報を収集。その結果を、Windows SharePoint ServicesやSharePointPortal ServerなどのWebポータル上にスコアカードやグラフなどの形で表示する機能を備えたBIサーバだ。バランス・スコアカードに基づき、従業員の目標に対する主要業績指標(KPI)を把握し、追跡、記録できるようにする。

 データソースとして、いわゆる多次元データベースだけでなく、SQL ServerやAccess、、さらにはExcel、CSVなどのテキストデータを利用できるため、環境に合わせて段階的に導入できること、特定のKIPをモニタリングし、必要に応じて詳細なデータを参照できるような「探索できるスコアカード」を構築できることなどが特徴だ。

 また、スコアカード作成専用のクライアントアプリケーションも提供される。

 Microsoft Office Business Scorecard Manager 2005日本語版はボリュームライセンス プログラムで提供され、価格はサーバライセンスが63万2000円、クライアントアクセスライセンスは2万2200円。2006年2月1日より販売が開始される予定だ。

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