日本HP、デュアルコアXeonやPentiumD搭載のProLiant新機種を発表

日本HPは11月10日、インテルのデュアルコアプロセッサ「Pentium D」「デュアルコアXeon」を搭載したサーバ「HP ProLiantシリーズ」の新製品4機種を発表した。

» 2005年11月10日 17時49分 公開
[ITmedia]

 日本ヒューレット・パッカードは11月10日、インテルのデュアルコアプロセッサ「Pentium D」「デュアルコアXeon」を搭載したサーバ「HP ProLiantシリーズ」の新製品、4機種を発表した。11月下旬より順次出荷を開始する。

 同社はすでに、デュアルコアテクノロジを採用したAMD Opteronプロセッサ搭載のラックマント型サーバ「HP ProLiant DL585、DL385、DL145」およびブレード型サーバ「HP ProLiant BL25p、BL35p、BL45p」をリリースしている。今回、インテル製デュアルコアプロセッサ搭載モデルを追加することで、シングルコアの従来製品に比べ最大で50%の性能向上を実現するとともに、ラインアップを拡大し、顧客の幅広いニーズに応えられる体制を整えた。

 新モデルのうち「HP ProLiant ML310」は、Pentium Dプロセッサ1基の搭載が可能なタワー型エントリサーバで、価格は16万5900円。遠隔地や自席からのサーバ管理を可能にするリモート管理用プロセッサ「Integrated Lights-Out 2」を標準装備することにより、運用管理の効率化を実現するという。

 また、最大2個のデュアルコアXeonを搭載できるラックマウント型サーバ「HP ProLiant DL380」は48万900円。4プロセッサ/8コアまで拡張可能なラックマウント型サーバ「HP ProLiant DL580」247万8000円、タワー型サーバ「HP ProLiant DL380」は147万円。

 いずれのモデルについても、システムの一元管理を可能にする監視ツール「HP Systems Insight Manager」、OSやドライバインストールの工数を大幅に削減する「HP SmartStart」といったツールが標準で提供されるため、サーバの導入/運用を効率的に行える。また、HPが提供する無償の遠隔監視サービス「HP Instant Support Enterprise Edition」にも対応している。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ