ペンティオ、隠しメモリ領域を備えたUSBトークンを発売

ペンティオは、隠しメモリ領域を備えた「Pentio PKI USBトークン type2200CD/2200CDM」の販売を開始した。

» 2005年11月15日 18時55分 公開
[ITmedia]

 ペンティオは11月14日より、USBトークン内部の隠しメモリ領域にアカウント情報やソフトウェアなどを安全に保存する機能を備えた「Pentio PKI USBトークン type2200CD/2200CDM」の販売を開始した。

 type2200CD/2200CDMは、ペンティオが販売するPKIベースの認証局アプライアンス「Pentio PKI プライベートCA」などで発行した電子証明書や秘密鍵を格納するためのトークン。3DESやRSA、SHA-1といった暗号アルゴリズムに対応した専用チップを搭載するほか、標準仕様のPKCS#11やMS CryptoAPIに対応しており、X.509標準に準拠した電子証明書や秘密鍵を格納し、リモートアクセスやVPN接続時のユーザー認証に利用できる。

 type2200CD/2200CDMは、Windows Explorerなどからは閲覧が不可能な隠しメモリ領域を持っている。ここにユーザーからは見えない領域にアカウント情報やクライアント用ソフトウェアを格納しておくことで、よりセキュリティを堅牢なものにできるという。また、出先のターミナルサービスなど、ドライバソフトが搭載されていないPCでも利用できるよう、ドライバのオートインストール機能も搭載した。

 type2200CDMは、type2200CDの機能をベースに、ユーザーによる読み出し/書き込みが可能なフラッシュメモリを搭載している。価格はtype2200CD、type2200CDMともにオープンプライス。12月29日までのキャンペーン期間中は、1個8400円の特別価格で提供される。

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