ジュニパーのSSL VPN製品に二要素認証システムを連携、双日システムズ

双日システムズは、二要素認証システム「ASAS」とジュニパーネットワークスのSSL VPN製品「Juniper Networks Secure Access」を連携させたセキュリティシステムの販売を開始した。

» 2005年11月15日 21時38分 公開
[ITmedia]

 双日システムズは11月15日、同社が販売している二要素認証システム「ASAS」とジュニパーネットワークスのSSL VPNアプライアンス製品「Juniper Networks Secure Access」を連携させたセキュリティシステムの販売を開始した。

 ASASは、米Authenexが開発した二要素認証システム。ベリサインが提唱するOATH(Initiative for OpenAuTHentication)フレームワークに対応したUSBトークンの「A-Key」がそのつど生成するワンタイムパスワードを入力することにより、ユーザーを認証する。このため、IDとパスワードの組み合わせのみという従来の方式に比べ、強固な認証が可能だ。

 Juniper Networks Secure AccessではSSL暗号化によってやり取りするデータを保護できるが、通信先が本当に正しい相手かどうかは認証の強度に依存する。ここにASASを組み合わせることにより、クライアントPCに追加ソフトウェアをインストールすることなく、認証を強化することができる点がメリットとなる。

 参考価格は、サーバライセンスが1CPU当たり35万円、A-Keyは1個1万2000円。

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