MSとジェトロニクス、クライアントPCの導入/運用自動化ツールキットを提供

マイクロソフトとジェトロニクスは、クライアントPCの設定や運用作業を自動化するためのツールキット「Microsoft Business Desktop Deployment Version 2.0 日本語版」と対応サービスを提供する。

» 2005年11月16日 09時20分 公開
[ITmedia]

 マイクロソフトとジェトロニクスは11月15日、クライアントPCのセットアップやメンテナンス作業を自動化するためのツールキット「Microsoft Business Desktop Deployment Version 2.0 日本語版」と対応サービスを提供することを発表した。

 Microsoft Business Desktop Deployment Version 2.0 日本語版は、多数のクライアントPCが稼動する環境を対象とした、PCセットアップ用のイメージ作成や展開用サーバの構築作業を支援するツールキット。ツール本体のほか、ドキュメントやサンプルスクリプトが同梱されており、マイクロソフトのWebサイトよりダウンロードできる。

 このツールキット単体でも導入/展開作業の簡素化が可能だが、Microsoft Systems Management Server 2003(SMS 2003)と組み合わせて利用することにより、OSやアプリケーションのインストール、ユーザーデータの移行、PC設定情報の変更といった作業の自動化が可能という。

 ジェトロニクスは合わせて、クライアントPCのセットアップを自動化する「Rapid Deployment eXperience」(RDX)を活用したサービスも開始する。数千、数万といった単位のクライアントPCに対するOSのバージョンアップやパッチ、アプリケーションの配布、デスクトップ環境の運用管理やバージョン管理などをサポートするもので、コンサルティングやOS展開、運用管理などのメニューが用意されている。このサービスを利用することに良いr、手作業でこれらの運用を行っていた場合に比べ人件費を30〜60%削減できるほか、作業時間の大幅な短縮といったメリットが見込めるという。

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