NECと電通テックは、顧客の購買履歴データを活用してCRM戦略の策定および実行を支援するASP/コンサルティングサービス「D-CRM」の販売を開始した。
NECと電通テックは11月16日、小売業者やメーカー向けに、顧客の購買履歴データを活用してCRM戦略の策定および実行を支援するASP/コンサルティングサービス「D-CRM」の販売を開始した。
D-CRMでは、電通テックが開発した購買データ分析用ソフト「CLICK Knowledge」をNECがASP形式で提供し、顧客の購買履歴データやPOSデータを活用して、商品群別、ブランド別、店舗別の顧客分析や市場分析を行えるようにする。
合わせて電通テックでは、市場分析や顧客分析を代行するコンサルティングサービスを提供。さらに、分析結果を元に、売り場作りや店頭プロモーション、ダイレクトマーケティングといった小売業者/メーカー協業型マーケティングの策定や実行を支援するコンサルティングサービスも要望に応じて提供していく。
両社はこのサービスにより、企業が蓄積した膨大な顧客データを元に、費用対効果の高いマーケティング活動を実現できるとしている。料金は、CLICK Knowledge ASPサービスの初期費用は300万円、月額費用は1店舗あたり4万5000円。コンサルティングサービスの価格は個別見積もりとなる。
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