ラック、セキュリティ事故後の対応を実習で学ぶ教育サービス

ラックは、CIOなどマネジメント層を対象にした情報セキュリティの総合トレーニングを提供する。

» 2005年11月21日 11時08分 公開
[ITmedia]

 ラックは11月21日、マネジメント層を対象にした情報セキュリティの総合トレーニングを提供すると発表した。同社が提供してきた技術者向けの情報セキュリティ教育サービス「SNSアカデミー」を拡充して、マネジメント層に向けた教育サービスを提供する。提供開始は12月2日。

 頻発する情報漏えいや、Webサイトへの不正侵入事件などには、事前の防止策・安全対策のみで対応しようとすると、万一事故が起きた場合の準備や対策がおろそかになり、かえって危険な状態になることもある。また、実際の対応にはCIO(最高情報責任者)やCTO(最高技術責任者)がかかわることになるため、事業継続上の危機管理としてマネジメント層の訓練や演習が必要になってきている。

 「実践・マネジメント実習・演習コース」では、情報セキュリティ対策に関連するISMSやPマーク、情報セキュリティ監査制度などのマネジメント規格とともに、セキュリティ事故が発生した場合の対処を1日〜2日間の実習で学ぶ。オプションとして、対外対応に関する演習や経営層への状況報告、インシデント発生時のマスコミ対応などといった従来のセキュリティ技術研修には含まれない演習カリキュラムも提供する。

 実践・マネジメント実習・演習コースの価格は、7万円から(1日/1人)となっている。

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