マウスコンピュータージャパン(MCJ)はターボリナックス、きっとエイエスピー、シネックスの3社とともに、低価格なシンクライアントシステムを開発、販売を開始した。
マウスコンピュータージャパン(MCJ)は12月12日、ターボリナックス、きっとエイエスピー、シネックスの3社とともに低価格なシンクライアントシステムを開発し、販売を開始した。
このシンクライアント環境では、クライアントにTurboLinuxを、ホストシステムにWindows OSを採用。両者を結んでサーバベースコンピューティング環境を実現するミドルウェアには、「Go-Global」を利用する。Windowsベースのホスト上で動作するアプリケーションの画面描画情報(API)を転送する独自方式を用いるため、帯域を効率的に利用できる点が特徴だ。また、端末側にはアプリケーションやドキュメントのデータは残らないため、PCの盗難、紛失やデータ持ち出しに起因する情報漏えいを防ぐことができる。
MCJでは、ホストPCにクライアントPC5台をセットにしたシステムパッケージを52万2900円で販売する。要望に応じてBTOにも応じるという。
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