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» 2006年01月11日 16時25分 公開

単発ではなく長期的なプロジェクトを――イーサネット関連の業界団体が設立

米Intel、米Sun Microsystems、米Foundry Networksなどの有力ベンダーがIEEE 802イーサネットの推進を目的とした業界団体「Ethernet Alliance」を発足した。特定の新しいイーサネット規格を扱う従来の短期的なアライアンスではなく、すべてを対象に長期的な活動を行うことを指針としている。

[ITmedia]

 米Intel、米Sun Microsystems、米Foundry Networksなどのベンダーや組織が1月10日、イーサネットの新技術の普及、促進を目的とした業界団体「Ethernet Alliance」を発足した。活動では、IEEE 802におけるイーサネット標準技術すべてを対象に、開発支援や製品化のスピードアップを図っていくとしている。

 Ethernet Alliance設立に参加したのは米3Com、米ADC、米Agere Systems、米Applied Micro Circuits、米Aquantia、米Broadcom、米Force10 Networks、米Foundry Networks、米Intel、Lawrence Berkeley国立研究所、Pioneer、米Quake Technologies、韓国Samsung、米Sun Microsystems、イスラエルTehuti Networks、米Tyco Electronics、New Hampshire大学InterOperability研究所(UNH-IOL)および米Xilinxといった、18の企業や組織。

 Ethernet Allianceの代表のBrad Booth氏は設立の背景について、「イーサネット技術ができてから25年以上もの間、イーサネット対応機器の製造、サポート、設計を行うベンダーが個別の技術や限定された市場をターゲットに短期的なプロジェクトを組むことはあったが、イーサネット技術開発において業界を代表し、技術をとりまとめるような『声』はなかった。この団体がその声となり、IEEE 802ベースのイーサネット技術の成長や拡張を加速化させたい」と語る。

 Ethernet Allianceでは、過去のアライアンスのように単一のIEEE 802イーサネット技術のみを目的とするのではなく、IEEE 802イーサネットに関係するかぎり長期的なプロジェクトのサポートを実施する。活動内容としては、

  • イーサネット技術および市場の普及促進と、製品の市場投入の加速化
  • 新しいイーサネット技術の定義と開発のサポート
  • 多様なアプリケーションの選択や実装におけるユーザー教育

といったものになる。

 特に2006年は、「イーサネット技術の普及・展開」「相互接続性のデモンストレーション」「教育・啓発」を注力分野に、100Gイーサネットへの支援や10GBASE-T、10GBASE-LRMおよびバックプレーン間での相互接続デモンストレーション、家電への適用についての提案などを計画している。そのほか、Ethernet Alliance参加メンバーによるDesignCon、Interop、Server Blade Summitといったイベントでの講演なども予定しているという。

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