富士通、PCワークステーション「CELSIUS」新モデル提供開始

富士通は、PCワークステーション「CELSIUS(セルシアス)」のラインアップとして、インテルが提供する最新のデュアルコアCPU「Pentium D プロセッサ950」の搭載が可能な「CELSIUS N440」の新モデルを販売すると発表した。

» 2006年01月16日 11時58分 公開
[ITmedia]

 富士通は1月16日、PCワークステーション「CELSIUS(セルシアス)」のラインアップとして、インテルが提供する最新のデュアルコアCPU「Pentium D プロセッサ950」の搭載が可能な「CELSIUS N440」の新モデルを、同日から販売すると発表した。約1.2倍の高速化を実現しているという。

 CELSIUSは、2次元CAD、3次元CAD、データ解析シミュレーション、デジタルコンテンツ作成、地図情報処理、医療分野の基礎研究などの高い処理性能が求められる業務や、ECCメモリ対応による高信頼性の実現により、電子カルテや為替取引などの業務にも適したPCワークステーションだ。

 CPUとして、CELSIUS N440ではこのほかに、Pentium 4プロセッサ670(3.80GHz)、650(3.40GHz)、630(3GHz)が選択できる。また、TCG準拠のセキュリティチップを標準搭載したことで、セキュリティの強化を図っている。また、本体のUSBや記録型光学ドライブなどの接続を無効にしてデータの不正な持ち出しを制限する「Portshutter」や、廃棄や譲渡の際にハードディスクに記録されているデータの流出を防ぐ「ハードディスクデータ消去ツール」を標準添付。

 また、OSにMicrosoft Windows XP Professional x64 Editionモデルを採用したことにより、最大8ギガバイトまでのメモリが搭載可能な64ビットコンピューティング環境を提供、大規模なデータ解析などにも対応する。

 CELISUS N440の価格は、Pentium Dプロセッサ950(3.40GHz)を搭載したモデルが、29万4000円となっている。

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