三井物産、NeoCoreXMSを活用した与信管理ソリューション「Risk Knowledge」を販売開始

三井物産と三井情報開発は、与信管理ソリューション「Risk Knowledge」の販売を開始すると発表した。

» 2006年01月16日 16時21分 公開
[ITmedia]

 三井物産と三井情報開発は1月16日、与信管理ソリューション「Risk Knowledge」の販売を開始すると発表した。

 Risk Knowledgeは、三井物産、三井情報開発が提供するXMLデータベース「NeoCoreXMS」をデータベースとした、与信管理データーベースソリューション。企業が抱える各取引先の企業情報、格付情報、与信限度および各取引先に対するポジションをデータベースで一元管理でき、さらに、Risk Knowledge上で与信申請書を運用、ステータス管理することにより、取引にかかわる与信審査情報を一元管理することが可能という。

 他システムとのインタフェースも予め用意されているため、販売管理システムや経理システムなどの各種業務アプリケーションとの連携や、格付提供会社からのデータの取り込みも可能なため、すぐにリスクナレッジデータベースを構築することができる。

 同製品を活用することで、営業部門や審査部門をはじめとした、これまで煩雑だった審査関連業務を大幅に省力化することができるという。例えば、これまで営業部門が申請書類作成時に行なっていた過去の申請内容も、データベース化することによって即時に検索し、二次利用することも可能になる。

 また、システム上での自動入力、転記により、作成時の入力ミスや審査時の転記ミスなども防止できる。さらに、これまで審査担当者のノウハウに頼っていた審査業務をシステム化することで、審査の透明化と平準化を図ることもできる。

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