UDB LINUX、Notes/Domino用メールアーカイブのおまかせパッケージ

UDB LINUXジャパンは、Notes/Dominoに対応するメールアーカイブパッケージ「メールアーカイブおまかせパック」を2月9日より販売開始した。

» 2006年02月09日 14時07分 公開
[ITmedia]

 ユーディービィー・リナックス・ジャパン(UDB LINUXジャパン)は、企業向けメールアーカイブパッケージ「メールアーカイブおまかせパック」を2月9日にリリースした。販売およびサポートは同社が行う。

 メールアーカイブおまかせパックは、電子メールのアーカイブに必要なハード、ソフトと構築サービスをパッケージしたソリューション。米国で施行されたメールに関する法規制の流れを受けて、国内でも企業のコンプライアンス対策として電子メールの長期保存や監査対応が求められている。パッケージの中心製品となるアーカイブソフト「Mail Base」は、保存対象のメールサーバとしてLotus Notes/Dominoに対応する。

 パッケージは、ハードはIBMのNAS(Network Attached Storage)装置「IBM System Storage Nシリーズ」とIAサーバ「eServer xSeries 336」、ソフトはサイバーソリューションズの「MailBase」、そしてUDB LINUXジャパンのシステム構築サービスで構成される。アーカイブ用のサーバはOSにLinuxを採用する。

 MailBaseはNotes/DominoのメールデータをNAS上にアーカイブし、同時にリアルタイムに作成される検索インデックスにより、監査に必要な検索処理が高速化できる。また、添付ファイルを含むNotes/Dominoメールの検索システムとしても活用できる。1万人規模のメールでも1台のサーバでアーカイブ処理が可能だという。

 おまかせパックは、低価格の「基本パック」と、アーカイブデータの上書き・消去を不能にするツール「SnapLock」を加えた「改ざん防止パック」の2タイプがある。NASは、保存するデータ量に応じて最大16.8TBまで拡張できる「IBM System Storage N3700」など3つから選択可能。価格(税別)は、50ユーザーの場合、基本パックが880万円から、改ざん防止パックが1180万円から。また、1000ユーザーの場合は、基本パックが1200万円から、改ざん防止パックが1300万円から。

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