エイケア、「必ず届く」メール配信システムをパッケージ提供

エイケア・システムズは2月16日、メール配信技術「MailPublisher X」のパッケージ提供を開始した。高速大量の配信が行え、S/MIMEや送信ドメイン認証もサポートする。

» 2006年02月16日 20時01分 公開
[ITmedia]

 エイケア・システムズは2月16日、メール配信技術「MailPublisher X」のパッケージ提供を開始した。

 企業活動のプロモーション手段として、メール配信システムは不可欠なものだが、昨今は携帯電話事業者やISPによるスパムメール/フィッシングメール対策によりブロックされ、正規のメールでもユーザーに確実には届かなくなってきていることが現状の課題。また、大量に配信されるメール自身の信頼性が疑われ始めているという問題もある。

 MailPublisher Xは、実測値で0.2%以下という遅延率、月間1億通を超える配信実績を持つ同社の技術を生かして開発されたメール配信エンジン「MEGAPOST」を実装、「送れない、読まれない、信用されない」というメール配信の問題を解消するシステム構築パッケージ。既存システムとの連携を図るためのAPIを提供し、個人情報にアクセスできる管理者のオペレーションをログ出力するといったセキュリティを重視したアプリケーション設計が行える。また、S/MIME証明書付きメールの配信や送信ドメイン認証技術に対応し、セキュアなメール配信が可能である。

 主な特徴として、1時間当たり100万通の高速配信、顧客プロファイル収集機能、配信リスト管理機能、クリックカウントや開封率測定といったリポーティング機能などを備える。

 ライセンス料金は380万円、年間保守料金が50万円(いずれも税別)。今後1年間で導入企業100社、約3億円の売上を見込む。

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