NECは2月17日、ユーザーのプレゼンス情報を管理するミドルウェア「Presence Manager Ver.2.0」の出荷を開始した。
NECは2月17日、ユーザーのプレゼンス情報を管理するミドルウェア「Presence Manager Ver.2.0」の出荷を開始した。
Presence Managerは、ユーザーの在席情報、位置情報、通話状態、予定といったさまざまな状態をリアルタイムに表示するプレゼンスを管理する機能を、アプリケーションに組み込むための運用・開発基盤となるミドルウェア。
新しいバージョンでは、最大10万クライアントのプレゼンス管理を可能にする負荷分散構成、プレゼンス情報へのアクセス制御、インスタントメッセージ(IM)機能のサポート、プレゼンスに関する情報を拡張・収集するためのAPIサポート、などの機能強化を図った。
また製品のリリースに合わせ、プレゼンス活用のソリューション開発に応用できるサンプルプログラムを提供する。サンプルには、プレゼンス表示やIM送受信を行うクライアントアプリケーション、プレゼンス収集用アダプタアプリケーションが含まれ、そのほかRFID Managerと連携した位置情報、無線LANクライアントの位置情報を管理するプログラムはWeb上で公開するとしている。
対応OSは、Windows Server 2003、Windows 2000 Server。Red Hat Enterprise Linuxにも対応予定。価格は60万円から。
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