Visio 2003で業務プロセスの文書化を効率的に、マイクロソフトがガイドを公開

マイクロソフトは、Visio 2003を用いた業務プロセスの文書化を支援する「Visioで書く内部統制対応文書作成ガイド」を公開した。

» 2006年02月24日 12時54分 公開
[ITmedia]

 マイクロソフトは2月24日、「Microsoft Office Visio 2003」を用いて業務プロセスの文書化を支援するためのガイド「Visioで書く内部統制対応文書作成ガイド」を同社Webサイトで公開した。併せて、そのためのテンプレートも無償で提供していく予定という。

 2008年3月期にも導入が見込まれる日本版SOX法への対応においては、企業の内部統制の強化がポイントとなる。内部統制を確立していく上で重要になるのが、業務プロセスの文書化だが、これが多くの企業にとって大きな負担となっている。

 Visioで書く内部統制対応文書作成ガイドは、Visioを活用して業務プロセスの文書化を効率的に進める方法をまとめたガイドブック。Visioによる業務フロー図の作成を通じて、ステップバイステップでビジネスフローを文書化できる。

 使い慣れたVisioを利用することで容易にビジネスプロセスを可視化できるほか、WordやExcelといったほかのOfficeアプリケーションと連携し、さまざまな文書を短時間で作成できる点がメリットという。

 マイクロソフトはさらに、業務フロー図とコントロールマトリクス、業務記述書の作成を効率的に行えるVisio 2003向けのテンプレート「内部統制テンプレート」も公開する予定だ。

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