NTTデータ先端技術、内部統制対応型のセキュア文書管理ソリューションを発売

NTTデータ先端技術は、内部統制対応型セキュア文書管理ソリューション「NOSiDE Secure File Management Sub System 2006」を開発、4月14日から発売を開始した。

» 2006年04月14日 19時55分 公開
[ITmedia]

 エヌ・ティ・ティ・データ先端技術は、社内の重要情報である個人情報や機密文書の安全な取り扱いを可能とする、内部統制対応型セキュア文書管理ソリューション「NOSiDE Secure File Management Sub System 2006(NOSiDE SFM)」の販売を4月14日より開始した。

 本ソリューションは、従来のアクセス権限管理や暗号化といったソリューションの問題点を解決する統合型セキュア文書管理ソリューション。

 重要な文書を暗号化して文書管理サーバに集約、同時にマイクロソフトのDRM(デジタル著作権管理)技術である「Microsoft Windows Rights Management Services(RMS)」テクロノジーを応用し、文書利用時に利用者の属性に応じて操作内容にきめ細かな制限をかけることができる。また「Microsoft Windows SharePoint Services(SharePoint)」と連携し、安全かつ高機能なWebベースの文書共有ポータルを構築可能。

 NOSiDE SFMが提供する文書の暗号化・アクセス権限管理・閲覧履歴管理機能と、SharePoint の持つチェックイン・チェックアウト機能や文書の改変履歴管理機能の連携により、セキュアな文書管理ポータルサーバを構築することが可能となる。またOffice XPおよびOffice System 2003に含まれるWord、Excel、PowerPointで作成された文書と、PDF文書の暗号化・アクセス制御機能を提供する。

 暗号化文書の作成には、アクセス権限テンプレートが用意されるため、容易に適切なアクセス権限が設定された暗号化文書を作成できる。復号化された文書の操作(閲覧、コピー、印刷、編集、スクリーンキャプチャなど)は個別に制御可能なため、文書利用権限を持つ利用者の悪意やミスによる情報漏洩防止に対して効果を発揮する。また、暗号化文書の閲覧状況の履歴も管理できる。

 価格は195万円(100クライアント時)から。

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