日本ユニシス、重要インフラ企業向けにセキュリティ対策基準の策定サービス

日本ユニシスは、主に重要インフラを担う企業向けに、全社的に統一されたセキュリティ対策基準を策定する「情報セキュリティIT対策基準策定サービス」の提供を開始した。

» 2006年04月20日 17時43分 公開
[ITmedia]

 日本ユニシスは4月20日より、重要インフラを担う企業向けに、統一されたセキュリティ対策基準を策定する「情報セキュリティIT対策基準策定サービス」の提供を開始した。

 同サービスでは、企業が策定している情報セキュリティポリシーに基づいて、リスク分析/評価などの「現状分析」および「対策の検討/具体策の決定」を実施する。その結果を踏まえ、情報システムにセキュリティ対策を適用させる上での全社的な基準となる「情報セキュリティIT対策基準」を策定する。

 日本ユニシスでは、情報セキュリティIT対策基準を定めることにより、全社的な情報セキュリティガバナンスの実現やステークホルダーへの説明責任の向上といった効果が得られるほか、現在のセキュリティ対策状況の把握や技術者の補完にも役立つとしている。

 同サービスの価格は個別見積もりだが、基本サービスで2000万円を予定している。日本ユニシスでは、金融や交通、エネルギーなど、社会の重要インフラを担う企業を中心にサービスを提供し、今後3年間で6億円の売り上げを目指す。

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