料金後払い、自分で発行できるサーバ証明書サービス

ビートラステッド・ジャパンは同社のサーバ証明書をユーザー組織内で管理、集中的に発行できる電子認証サービス「SureHandsOn」を5月より開始する。

» 2006年05月10日 17時44分 公開
[ITmedia]

 ビートラステッド・ジャパンは同社のサーバ証明書をユーザー組織内で自ら管理、集中的に発行できる電子認証サービス「SureHandsOn」を発表した。サービスは5月より開始する。

 サーバ証明書は、Webサーバ・クライアント間のSSL暗号化通信や組織、企業の実在性を証明する機能を持つ。フィッシング詐欺サイト対策や個人情報保護といったWebサイトのセキュリティ対策における需要が拡大しているが、サーバ証明書発行時の申請手続きの煩雑さが管理者の負担を大きくしている。

 SureHandsOnでは、Cybertrustのルート証明を利用するサーバ証明書「SureServer」を取得するユーザーをあらかじめ審査し、証明書の申請や発行の管理をユーザー自身が行うようにすることで発行に伴う作業負担の軽減や利便性の向上を図る。また、発行料の後払い方式を採用、申し込み時10ドメインまでの標準登録、発行枚数の累計に応じた割引率の適用といった、コスト面のメリットもある。

 同社では、サービス開始と同時に申請の簡素化と一元管理を行うための専用ポータルサイト「SureBoard」も開設するとしている。

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