ソフトバンク・テクノロジー、東急ホテルズにSiteCatalystを導入

ソフトバンク・テクノロジーは東急ホテルズが運営するWebサイトにWebサイト分析ソリューション「SiteCatalyst」を導入したことを明らかにした。

» 2006年05月16日 17時31分 公開
[ITmedia]

 ソフトバンク・テクノロジーは東急ホテルズが運営するWebサイトにWebサイト分析ソリューション「SiteCatalyst(サイトカタリスト)」を導入したことを明らかにした。東急ホテルズは、全国57ホテル(約15000室)のチェーンホテルとして、「東急ホテル」「エクセルホテル東急」「東急イン」「東急リゾート」という4つの異なるブランドを展開している。

 同社はWebサイトを、顧客に「東急ホテルズ」のブランドを体験してもらうためのサービスツールと位置付けており、以前からWebサイト分析を積極的に行ってきたという。そこで、Webサイトを訪れる顧客のニーズに対応した利便性の高いWebサイトを構築し、Web広告やメールマガジンなどのWebマーケティングにおける費用対効果の向上を図ることを目的として、サイトカタリストを導入した。

 サイトカタリストの導入により、同社Webサイトが有する50以上のドメインをまたがる分析が可能となり、顧客がホテルの予約ページや同社の会員組織「東急ホテルズコンフォートメンバーズ」の新規入会申込ページに至るまで、利便性が検証できるようになる。

 サイトカタリストは、eBay、AOL、ウォルマート、マイクロソフトなど、世界有数の企業に採用されている米OmnitureのASP型Webサイト分析ツール。使いやすいユーザーインタフェース上で、経営層からマーケティング担当者、システム担当者がWebサイトの動向を把握するためのツールだ。

 すべてのレポートは、リアルタイムに生成されるため、期間や対象とするページなどさまざまな条件をその場で設定し、即時に分析することが可能。また、柔軟で拡張性の高い分析機能により、サイト訪問者の行動をさまざまな切り口から詳細に分析することができるため、サイトが抱える導線上の欠陥やユーザーの隠れた行動パターンも見つけ出すことができるという。

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