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» 2006年05月17日 20時24分 公開

Sun CEO、Javaオープンソース化について語るFocus on People(1/2 ページ)

「Javaオープンソース化の影響については心配していない。マイナス面よりもメリットと機会の方が多い」とSunのシュワルツCEOは前向きな意見を述べた。

[Peter Galli,eWEEK]
eWEEK

 米Sun Microsystemsのジョナサン・シュワルツCEO(最高経営責任者)は、自分はオープンソースの大ファンで、世界中の開発者と顧客の参入障壁を引き下げることが大好きだと語った。

 同氏はまた、このスタンスはSunがJavaで目指している方向と反対でないと確信している。

 「われわれはGlassFishでサーバをオープンソース化した。デスクトップでコードを利用できるようにした。OSI(Open Source Initiative)承認ライセンスの下でではなかったが、コードは公開されたし、われわれはここしばらくコミュニティーの貢献を受け入れている」(同氏)

 「わたしの個人的な信条は、コミュニティー、そしてコミュニティーに受け入れられるライセンスと慣行への投資を続ける必要があるというものだ。そうすることで、Javaプラットフォームの市場と価値が拡大する。これを衰退させることは決してない」

 Sunは自社製品用にOSI承認ライセンスを持つことが重要だと考えているのかとの質問に、シュワルツ氏は、これらのライセンスは開発者にとって重要であるため、Sunにとってもこれを持つことは重要だと答えた。もしもSunがJavaをオープンソース化するとしたら、OSI承認ライセンスを使うだろうと同氏は付け加えた。

 「わたしはGPLが大好きだ。ずっと前からそうだった。だが、一部のライセンシーは自身の知的財産を分離できるようにしたいと考えているとも確信している」(同氏)

 「CDDL(Common Development and Distribution License)はほかのあらゆるライセンスに対してオープンだが、GPLはそうではない。片方がもう片方よりも優れているということではなく、異なる相手に訴求しているというだけだ」

 シュワルツ氏はその好例として、過去12カ月間のOpenSolarisの勢いを挙げた。Sunはその間、同OSのライセンスを約500万件配布したという。同社の20年余の歴史の中で、OS配布に関して最大の1年間だったと同氏。

 「このためSolarisに関連する売り上げも大きく伸びた。だからこの2つは相反しない」(同氏)

 オープンソースコミュニティーではSunにJavaのオープンソース化を求める声が上がっているが、その多くは論争を起こして企業や個人に注目を集めようとするものだった。

 こうした主張は、SunはGPLの下でJavaを公開するべきではないし、ほかのオープンソース活動で起きたようなティッピング効果(シェア1位が急激に市場を占有すること)を抑えるために、Javaをオープンソース化するべきではないと主張する反対派から多くの反論を受けている。

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