シマンテック、企業クライアント向けセキュリティ対策ソフトの新バージョン

シマンテックは、企業クライアント向けのセキュリティ対策ソフトの新バージョン「Symantec Client Security 3.1」と「Symantec AntiVirus Corporate Edition 10.1」を発表した。

» 2006年05月23日 19時46分 公開
[ITmedia]

 シマンテックは5月23日、企業クライアント向けのセキュリティ対策ソフトの新バージョン「Symantec Client Security 3.1」と「Symantec AntiVirus Corporate Edition 10.1」を発表した。5月30日よりパートナーを通じて販売を開始する。

 Symantec Client Securityは、ウイルス対策とクライアントファイアウォール、侵入検知の機能を通じて端末を総合的に保護するセキュリティソフトウェア。新バージョンでは、スパイウェア対策エンジンのダウンロードが可能となり、常に最新のスパイウェアを検知/駆除できるようになった。また、新たに追加されたクライアント環境設定機能により、端末の環境が企業が定めたポリシーに準拠しているかどうかを定期的にチェックし、必要に応じて環境設定のリセットなどを行うことが可能だ。

 ウイルス対策機能を提供するSymantec AntiVirus Corporate Editionには、アドウェアやスパイウェアなど、セキュリティリスクにつながるソフトウェアのインストールを阻止する機能が追加された。

 いずれも、専用の管理インタフェースを通じて一元的な設定や管理、監視が可能だ。レポート機能では、感染ホスト/感染サイトに関する脅威やリスクに関するレポートや特定のスキャン結果を報告するレポートなどを出力し、企業全体の対策状況を把握できる。

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