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» 2006年05月31日 16時33分 公開

「スパイウェアに感染しています」――偽の警告でだますトロイの木馬

トロイの木馬「Troj/Paymite-J」は「スパイウェアに感染しています」と偽の警告メッセージを送り、対策ソフトを売りつけようとする。

[ITmedia]

 英セキュリティ企業Sophosは、偽の警告メッセージを表示してスパイウェア対策製品を買わせようとするトロイの木馬を発見したと報告した。

 このトロイの木馬「Troj/Paymite-J」はコンピュータに感染した後、ネットワーク上のほかのコンピュータを探し、「スパイウェアに感染しています」という偽の警告メッセージを送信する。

偽の警告メッセージ

 このメッセージの中にはWebサイトのURLが記されており、情報を盗まれるのを防ぐためにこのサイトにアクセスするよう指示している。

 「技術に詳しくないユーザーは、この偽メッセージと本物の警告の違いが分からずに、慌てて問題のWebサイトにアクセスするかもしれない」とSophosの上級技術コンサルタント、グラハム・クルーリー氏は語る。

 このサイトにアクセスすると、保護ソフトのインストールを勧められる可能性があるという。このソフトはアンインストールが難しく、始終偽の警告を表示して、有料のフルバージョンを購入するようせき立てるとクルーリー氏は述べている。

 マルウェアに感染した可能性があるという偽のメッセージを表示して、対策ソフトを買わせようとする手口はほかにも報告されている(5月2日の記事参照)

 「自分のコンピュータで何のソフトが動いているかに注意し、PCがホップアップ表示するメッセージや電子メールを何もかも信じてしまわないように気をつけるべきだ」とクルーリー氏は注意を促している。

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