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» 2006年06月19日 07時00分 公開

進化する!データベーステクノロジー:身の丈に合ったデータベース選び (1/5)

データベース業界には、著名な製品のほかにもさまざまなRDBMSが存在する。これらは特定の用途に特化し、そのために必要な機能を備えたものや、アプリケーション組み込みに特化したものなど、それぞれに特徴がある。また、最近企業内システムへの導入例なども見られるようになったオープンソースのRDBMSについて、その動向を確認し、これから、これらのデータベースがどうなっていくのかを見てみよう。

[ITmedia]

このコンテンツは、オンライン・ムック「進化する!データベーステクノロジー」のコンテンツです。関連する記事はこちらでご覧になれます。


データウェアハウスに特化した Teradata Database

 日本NCRの「Teradata Database」は、並列処理を基本として意思決定支援のために開発されたリレーショナルデータベースだ。複雑検索、多重処理性能、テラバイト級の大規模データウェアハウスをサポートするスケーラビリティ、拡張時のデータ自動再編成機能によるデータウェアハウスの維持、管理の容易性などの機能を特徴とする。

 最新版の「V2R6.1」は、データウェアハウスの基盤となる意思決定支援の機能をさらに強化。さまざまなアプリケーションやワークロードが混在する環境でも、最適なリソース配分を自動的に行う機能が提供されている。また、セキュリティ機能、Webアプリケーションとの親和性も強化された。

 意思決定支援機能では、多様化する分析アプリケーションに対応するために、クエリの最適化、および開発を簡素化する機能が強化された。例えば、スプールファイルの圧縮機能は、クエリに必要なディスク領域を減らすことで入出力コストを削減、戦略的クエリのパフォーマンスを向上させている。これらの機能により、高度なビジネスインテリジェンス分析を可能としている。

 また、企業の既存インフラとの適合性を向上させる機能の改善、あらゆる種類のデータに対応するユーザー定義型の対応なども図られた。ロードユーティリティの同時実行が大幅に拡張され、データベースとクライアント間のスループットが向上した。ワークロードを自動的に定義して最適化し、ビジネスルールに従った優先順位によってサービスレベルをリアルタイムで監視する機能も搭載されている。

 このほか、システムまたはユーザーレベルで強固なパスワードルールを設定できるデータベースパスワード制御機能など、情報漏えいや不正アクセスを防ぐセキュリティ機能も強化された。

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