三菱電機、64ビット対応のデータ分析プラットフォームを発売

三菱電機は、64ビットサーバOSに対応したデータ分析プラットフォーム「DIAPRISM x64」を7月18日から発売すると発表した。

» 2006年06月19日 17時55分 公開
[ITmedia]

 三菱電機は6月19日、64ビットサーバOSに対応したデータ分析プラットフォーム「DIAPRISM x64」を7月18日から発売すると発表した。

 DIAPRISMは、業務システムやPOSなどの売上データ、Webのログデータなどさまざまなデータを統合し、フラットファイルに一括して取り込んで集計・検索できるシステム。使い慣れたExcelに結果を可視化できるのが特徴だという。

 大規模データの分析・集計処理性能を向上させるため、今回64ビットサーバOSに対応させた。それにより、「Windows Server 2003 R2,x64 Edition」を搭載したマルチコアプロセッサの64ビット環境下で、従来比最大2倍の検索集計を可能にしたという。また、検索サーバを追加できるオプションを加え、データの取り込みと検索集計処理を並行して行えるようにした。

 さらにクエリー文の永さを従来の2倍となる64Kバイトに増やし、分割が必要だった処理を以下活で処理できるようにするなど、改良を図った。

価格は、4CPU対応版が2100万円から、2CPU対応版が1260万円から、1CPU対応版が840万円から。検索サーバ追加オプションは、4CPU対応版が1050万円から、2CPU対応版が630万円から、1CPU対応版が420万円からとなっている。製造・販売・保守は、三菱電機インフォメーションテクノロジーが担当する。

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