マンハッタンアソシエイツ、物流センター管理システムを一新

マンハッタン・アソシエイツは、主要製品のWMS(物流センター管理ソリューション)のWindows版のメジャーバージョンアップを行い、名称も変更して出荷を開始することを明らかにした。

» 2006年06月22日 21時08分 公開
[ITmedia]

 SCM(サプライチェーン・マネジメント)ソリューションを提供する米Manhattan Associatesのの日本法人、マンハッタン・アソシエイツは6月22日、主要製品のWMS(物流センター管理ソリューション)のWindows版のメジャーバージョンアップを行い、名称も変更して出荷を開始することを明らかにした。

 新製品は「Warehouse Management, built on Microsoft .NET」。従来の製品に比べ、処理実行時間を約70%削減している。また、従来のWindowsベースの物流管理システムでは充分な対応が難しかった大規模物流への適応が可能となっている。なお、旧名称はWM for Windows」。

引当とピッキングにかかる処理時間を削減

 これまで大規模物流センターでの引き当てやピッキングリストの作成処理においては、その処理件数の膨大さや出荷までの時間的制約などのニーズから、メインフレームやUNIXベースのシステムなど、規模の大きなハードウェアインフラを整備しなければならず、必然的に導入および運用にかかるコスト負担も大きなものとなっていた。

 新製品は、これまで処理パワーの限界からWindows版の導入を見送っていた大規模物流センターにおいても、ハードウェアコストを低減した、物流システム構築を現実のものとすることができるとしている。

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