ミントウェーブ、Linuxベースのシンクライアント端末

ミントウェーブは、独自開発したLinuxベースのシンクライアントOS「Basil」を搭載した端末「MiNT-ACC Lite-50U」を発売する。

» 2006年06月26日 13時17分 公開
[ITmedia]

 ミントウェーブは6月26日、独自開発したLinuxベースのシンクライアントOS「Basil」を搭載した端末「MiNT-ACC Lite-50U」を発売すると発表した。

MiNT-ACC Lite-50U 「MiNT-ACC Lite-50U」

 3月に発売した「MiNT-ACC mini-30U」に続くBasil OS搭載の第2弾製品。シトリックス・システムズの「Citrix Presentation Server」のほか、GraphOnの「GO−Global」用の端末として利用可能だ。

 無線LANやタッチパネルに対応し、さまざまなビジネス環境で利用できるほか、PXE、NFSを活用したネットワークブートが可能だ。別売のリモート管理ツールを利用すれば、遠隔地から電源制御や設定初期化、ファームウェアのアップグレードを行える。

 セキュリティ機能としては、IEEE802.1x認証を標準サポートしており、無線LAN利用時でも認証を行い不正アクセスを防止できる。

 出荷開始は8月25日。製造・流通・サービス業や、自治体、病院、文教などを中心に、初年度3万台の販売を目指す。今後、同社は各種認証機能を搭載したラインアップを順次加えていく予定だ。

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