テクマトリックスら、DBセキュリティ強化を迅速に実現するパッケージを提供

テクマトリックスは、日本IBMとアイピーロックス ジャパンの協力を得て、データベースセキュリティの強化を迅速に行える「DB内部監査スタートパック」を提供する。

» 2006年06月28日 21時16分 公開
[ITmedia]

 テクマトリックスは6月28日、日本IBMとアイピーロックス ジャパンの協力を得て、データベースセキュリティの強化を迅速に行えるシステム「DB内部監査スタートパック」を提供することを発表した。

 DB内部監査スタートパックは、日本IBMのIAサーバ「IBM System x」に、データベースソフトウェア「IBM DB2 UDB V8.2」とWebアプリケーションサーバ「IBM WebSphere Application Server V6.0」を搭載し、さらにアイピーロックスのデータベースセキュリティソフト「IPLocks」を組み合わせて提供するものだ。

 IPLocksはデータベースに特化したセキュリティソフトで、データベースの脆弱性を検査するほか、データ構造やアクセス権限、不審なアクセスなどを検出し、報告する機能を備えている。DB内部監査スタートパックでは、はじめからIPLocksを組み入れ、ユーザー自身で設定を行うためのウィザードを用意する。このため、短期間でデータベースセキュリティの強化を実現できる点がメリットという。

 DB内部監査スタートパックには、サーバのCPU数や冗長構成の有無によって3種類のモデルが用意されており、価格は「エントリー版」が198万円から。7月下旬より販売を開始する。また日本IBMでは同時に、ソフトウェア・コンピテンシー・センターにおいてDB内部監査スタートパックの稼働検証を行うという。

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