IIJ、マネージド型のIPSサービスを開始

IIJは、IPS機器をレンタルして24時間365日体制で監視を行う「IIJマネージドIPSサービス」の提供を開始した。

» 2006年07月03日 18時59分 公開
[ITmedia]

 インターネットイニシアティブ(IIJ)は7月3日より、企業ネットワーク内にIPS機器を設置し、不正アクセスを検知してリアルタイムに遮断するサービス「IIJマネージドIPSサービス」の提供を開始した。

 IIJではこれまで、IDS(Intrusion Detection System)機器を用いて社外からの不正アクセスを検知する「IIJネットワーク侵入検知サービス」を提供してきた。新たに提供されるIIJマネージドIPSサービスでは、リアルタイムに不正侵入をブロックして企業ネットワークを保護するほか、社内LANやWANなどの内部ネットワークにIPS機器を設置することで、社内からの不正アクセスも未然に防御する。

 レンタル形式で設置されるIPS機器には、インターネット セキュリティ システムズの「Proventia GXシリーズ」を採用。IIJのセキュリティエンジニアが導入時の設定や24時間365日体制での保守/不正アクセス監視を行うことにより、少ない手間でネットワーク環境の防御を実現する。

 IIJマネージドIPSサービスの料金は、帯域や機種によって異なるが月額35万円から。顧客にはWebベースのレポートが提供される。

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