@YMC、Xenを採用したサーバホスティングサービスを開始

GMOホスティング&セキュリティのグループ企業であるアット・ワイエムシーは、オープンソースの仮想化ソフト「Xen」を採用したサーバホスティングサービス「YVシリーズ」を7月3日より開始した。

» 2006年07月05日 15時54分 公開
[ITmedia]

 アット・ワイエムシー(@YMC)は、オープンソースの仮想化ソフト「Xen」を採用したサーバホスティングサービス「YV(ワイブイ)シリーズ」を7月3日より開始した。

 YVシリーズは、仮想的に1台のサーバを占有する仮想専用サーバ(VPS)により、マルチドメイン運用や独自SSL設定など行うサーバ運用代行サービス。サーバ上のユーザー空間の独立性を強化し、処理ピーク時の安定性を確保するため、オープンソースの仮想マシン環境構築ソフトのXenを採用した。

 初心者向けの「YV-マネージド」では、技術スタッフがアプリケーションの設置やサーバの運用を代行するため、人的・技術的にリソースが不足する中小企業や個人事業者の負担を軽減できる。また、ユーザーが自由にサーバ環境を運用する上級者向けの「YV-カスタム」も用意される。

 サービスは、月額税込4095円で10GBの容量から利用できるが、別途1万500円の初期設定料金が必要。また、com、.net、.org、汎用jpドメインの取得コストは無料となる。導入前に15日間無料でテスト運用可能なトライアルサービスも提供される。

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