Ciscoはネットワーク認証ソフトを手掛けるMeetinghouse Data Communicationsを買収する。同社製品はCiscoのセキュリティポートフォリオに組み込まれる予定。
米Cisco Systemsは7月6日、非公開企業のMeetinghouse Data Communicationsを4370万ドルで買収する契約を結んだと発表した。Meetinghouseは802.1Xセキュリティに関連した技術を持つ企業。
規制当局の認可を経て、Ciscoの2007会計年度第1四半期末(2006年10月28日)までに買収を完了する見通し。
Meetinghouseは1988年に設立された企業で、本社はニューハンプシャー州ポーツマス。従業員数は77人。802.1Xをベースにしたクライアントサイドのセキュリティソフトウェアを提供しており、正規登録された利用者、デバイスのみがネットワークリソースにアクセスできるように制限をかけることができる。同社の製品であるAEGIS SecureConnectはCiscoのセキュリティポートフォリオに組み込まれる予定。
買収後、Meetinghouseはブレット・ギャロウェイ副社長兼ジェネラルマネジャーが率いるワイヤレス・ネットワーキング・ビジネス・ユニット(WNBU)に組み入れられる。
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