千手ファミリーの提供するトータル運用管理ソリューション(2/3 ページ)

» 2006年07月14日 21時33分 公開
[ITmedia]

ジョブスケジュールをオフライン環境で設定可能な「オフラインブラウザ」

 システムを運用していると、現在稼働している業務プロセスに、新たなアプリケーションを組み込むなどの作業が発生することがある。このような場合、開発者が新規アプリケーションのジョブスケジュールの仕様を作成し、運用管理者に対して書面でジョブの登録を依頼し、運用管理側で改めてジョブを登録するという作業が必要だった。

 しかし、このようなフローでは運用側での登録のミス、現在稼働しているアプリケーションのスケジュールとのバッティングなどの問題が発生する可能性がある。

 eXsenjuには、いったん本番環境のデータを取得し、本番環境とは接続されていない開発環境でジョブスケジュールデータを作成/確認できるオフラインブラウザ機能があり、これを使えば、本番環境からジョブのスケジュールデータを取得し、新しいジョブのスケジュールデータを現在あるジョブスケジュールと矛盾しないように作成できる。さらに、オフラインブラウザで作成したジョブスケジュールデータと現在の本番環境のジョブスケジュールデータの差分や、過去との差分も確認できる。

 こうして作成したデータは千手マネージャ用のジョブスケジュール定義ファイルとして出力でき、本番環境の千手マネージャで読み込むことでそのまま本番環境に登録できるため、開発者の作成したジョブスケジュールを効率よく登録でき、登録ミスの発生も防げる。

オフラインブラウザによるジョブスケジュール画面

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