ネットワールドとアイベクス、Citrix端末の操作記録ツールを発表

ネットワールドとアイベクスは、Citrix Presentation Server上のクライアントごとの操作履歴を記録できるソフトウェア「Meta Logger」の販売を開始した。

» 2006年07月28日 15時36分 公開
[ITmedia]

 ネットワールドとアイベクスは7月28日、Citrix Presentation Server上のクライアントごとの操作履歴を記録できるソフトウェア「Meta Logger」の販売を開始した。

 同製品はアイベクスが開発したサーバ用の端末操作記録ツールで、Citrixサーバにインストールするだけで、Citrix Presentation Server上のクライアント端末のアプリケーション起動やファイル保存などユーザーによる操作履歴をアカウントごとに詳細に記録して解析可能。コピー・ペーストなどの操作履歴やWebアクセス履歴なども記録可能なほか、今後、メールの送受信記録や添付ファイルなどを記録するオプションも用意される予定。

 両社は3月に、Citrix Presentation Serverとアイベクスが開発したクライアント管理用ソフトウェアを組み合わせ、既存のWindows PCをシンクライアントとして利用するネットワークブート型の「マネージドシンクライアント」ソリューションを発売している(関連記事参照)

 今回発売されたMeta Loggerは、Citrix Presentation Serverと一般的なPCまたはシンクライアントによるサーバベースコンピューティング環境向けソリューションとして販売されるほか、マネージドシンクライアントと組み合わせることで、さらにコスト効率と柔軟性の高いコンプライアンスソリューションとして提供していく予定。

 価格は、インストール用メディアキットが5000円。そのほか、アカウントライセンス(1ユーザー当たり9000円)か同時接続数ライセンス(1接続当たり1万7000円)から選択する。

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