ソフトウェア/コンサルティング両面で、企業の資産管理サポートを強化する。
米IBMと資産管理ソフトウェアの米MRO Softwareは8月3日、IBMによるMRO Softwareの買収で合意したと発表した。買収金額は約7億4000万ドル。2006年第4四半期に買収を完了する予定。
MRO Softwareはソフトウェア/コンサルティングを通じ、製造設備や施設といった企業資産のマネジメントを支援するサービスを提供してきた。顧客はBP、Ford、GM、NASA、米国防総省など多くの業種にわたり、業績も拡大傾向にある。
買収後、IBMはMRO Softwareの技術をIBMのTivoliに組み込む。IBMの調査では、CEOの40%が「資産の有効活用が業績改善の鍵」と見ている。IBMは今回の買収により、拡大の見込まれるニーズに対する対応を、ソフトウェア/コンサルティングの両面で強化できる、としている。
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