ソフトブレーンは米Giuliani Partnersと提携を結び、企業統治や内部統制、コンプライアンス強化に関するコンサルティング事業を共同で展開する。
ソフトブレーンは8月3日、前ニューヨーク市長のルドルフ・W・ジュリアーニ氏が率いるコンサルティング会社、米Giuliani Partnersと提携を結び、企業統治や内部統制、コンプライアンス強化に関するコンサルティング事業を共同で展開していくことを発表した。
Giuliani Partnersでは、コンプライアンス分野に特化した子会社、ジュリアーニ・コンプライアンス・ジャパン(GCJ)を設立している。ソフトブレーンは10億円を出資し、GCJの発行済み株式の16.66%を取得する形で提携する。
共同事業の詳細は今後1カ月程度をめどに決定していく方針だが、GCJでは日本版SOX法の施行を視野に入れ、米Giuliani Partnersのノウハウを生かし、コーポレートガバナンスや内部統制に特化したコンサルティングサービスを展開していくという。
また、2006年3月に設立され、セキュリティやリスクマネジメントに特化したコンサルティングを行うジュリアーニ・セキュリティ・アンド・セーフティ・アジア(GSSA)とも協力し、内部統制からコンプライアンス、セキュリティにまたがる包括的なサービスを展開していく方針だ。
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