およそ1万9000人の顧客のクレジットカード情報などが流出した可能性がある。
米AT&Tは8月29日、何者かが同社のコンピュータシステムに侵入し、クレジットカード情報などの顧客の個人情報にアクセスしたことを明らかにした。
この件の影響を受けるのは同社のWebストアからDSL機器を購入した顧客1万9000人弱。同社はこれら顧客に電子メール、電話、書簡などで通知しているところだという。
この不正アクセスは週末に発生、同社は数時間でこれに気づき、オンラインストアをすぐに閉鎖するとともに、主要クレジットカード会社に連絡したと説明している。また同社はこの件の調査に関して捜査当局に協力している。
同社は、今回の件は遺憾だとし、この件の影響を受ける顧客に対してクレジット監視サービスの料金を肩代わりすると述べている。
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