情報流出は最大36万件超 「ローズオンライン」不正アクセス事件

フェイス「ローズオンライン」の不正アクセス事件で流出した可能性がある情報は、IDやメールアドレスなどが約36万6000件、氏名や住所、電話番号などが約16万7000件と判明。

» 2006年08月11日 17時12分 公開
[ITmedia]

 オンラインゲーム「ローズオンライン エボリューション」のサーバに不正アクセスがあり、個人情報が流出した恐れがある事件で、運営元のフェイスは8月11日、流出した可能性がある会員情報は最大36万5698件に上ることを明らかにした。

 流出した恐れがあるのは、ユーザーID、パスワード、メールアドレス、生年月日を含む情報が36万5698件分。さらに氏名、性別、住所、郵便番号、電話番号、ニックネームを含む情報が16万7152件分。

 決済はWebMoneyにのみ対応していたため、クレジットカード番号など決済に関わる情報の流出はないとしている。

 再発防止策として、サーバシステムの一部改修や不正アクセス防止ツールの導入、セキュリティ専門会社によるアクセス監視の導入などを検討。今後対策を実施した上で、会員のパスワードを再発行し、月内をめどにサービスを再開する予定。

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