フェイスは8月8日、オンラインゲーム「ローズオンライン エボリューション」のサーバに外部から不正アクセスがあり、ユーザーの個人情報の一部が流出した可能性が高いと発表した。
情報が流出した可能性がある会員数は調査中としいう。流出した可能性がある情報は、アカウントID、パスワード、メールアドレス。氏名、住所、生年月日を登録した一部会員は、それらが流出した可能性もあるという。
同社によると8月6日、同ゲームのWebサーバに対し、第三者による不正アクセスがあったことを確認。社内で不正アクセスの状況を調べたところ、会員の個人情報の一部が流出した可能性があったため、同日午後3時45分、ゲームサービスと会員ページを停止し、会員情報への外部からのアクセスを遮断した。
翌日には社内に緊急対策チームを設置し、さらに外部の専門機関に委託して個人情報の流出状況や原因の調査を開始。8日になって、個人情報が流出した可能性が高いことが、専門機関の初動調査で分かったため公表した、という。
事実確認と原因究明、再発防止対策が完了するまではゲームサービスと会員ページを停止する。ユーザー向けにはメールと電話で専用の問い合わせ窓口を設けて対応する。
フェイスは東証1部上場。
今年に入り、オンラインゲーム運営会社からの個人情報流出が相次いでいる。7月末にはゲームオンからユーザー情報3880件が流出し、東証マザーズ上場を中止する事態にもなった。
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