オラクル、「Oracle SOA Suite」の開発者向けプレビュー版公開

日本オラクルは9月4日、「Oracle SOA Suite 10.1.3.1」の開発者向けプレビュー版を公開した。

» 2006年09月04日 15時13分 公開
[ITmedia]

 日本オラクルは9月4日、SOA環境を実現する機能を統合した「Oracle SOA Suite 10.1.3.1」の開発者向けプレビュー版を公開した。同時に、SOAに対応した無償開発ツール「Oracle JDeveloper」のプレビュー版も公開している

 Oracle SOA Suiteは、同社のミドルウェア製品群「Oracle Fusion Middleware」の中から、SOAを構築するための機能を抜き出し、パッケージ化したものだ。

 Webサービスやビジネスプロセスを設計、実行する「Oracle BPEL Process Manager」のほか、Webサービス管理のためのポリシーを一元管理する「Oracle Web Services Manager」、ビジネスルールの管理、実行を行う「Oracle Business Rules Engine」などから構成されている。最新版では、新しく構成された「Oracle Enterprise Service Bus」やWebサービス管理機能も含まれており、SOA導入に要する時間を大きく短縮できるという。

 日本オラクルは合わせて、Java Enterprise Editionの開発者向けプレビュー版も公開する。これまで提供されてきたJava EEやWebサービスの開発機能に加え、BPEL(Business Process Execution Language)やESB (Enterprise Service Bus)の設計機能が加わることにより、SOAアプリケーションの開発を支援するという。

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