日本CAは、総合セキュリティ対策ソフト「CA 2007 インターネット セキュリティ スイート 2007」を発表した。従来製品のユーザーという眞鍋かをりさんも応援に駆け付けた。
日本CAは10月4日、総合セキュリティ対策ソフト「CA 2007 インターネット セキュリティ スイート 2007」を発表した。従来製品のユーザーという眞鍋かをりさんも応援に駆け付けた。
「eTrust」シリーズの装いを新たにした製品。ユーザーインタフェースを改良し、ウイルス対策やスパイウェア対策、パーソナルファイアウォールといったセキュリティ機能を統合的に管理できるようになった。
新機能として、セキュリティ上の問題を自動的に修復してくれる「今すぐ解決ボタン」を備えたほか、CAリサーチセンターのセキュリティデータベースと連携して、新種のウイルス・スパイウェア情報をリアルタイムに表示する「アウトブレーク機能」、製品の利用方法やFAQなどをユーザーインタフェース上に配信する「お役立ち情報機能」を備えた。これまで同様、インストール容量が60Mバイトという「軽さ」も売りだ。
プレミアム版では、160種類のアプリケーションに対応したバックアップ・データ移行ツール「CA デスクトップDNAマイグレーター 2007」をバンドル。外的な脅威だけでなく、HDDのクラッシュなど万が一のデータ消失リスクにも対応する。
日本CA SMB&コンシューマー事業本部 事業部長の長谷一生氏は「オンラインショッピングやオンライン銀行での振り込みなど、家庭でのPCの利用シーンが変化している。快適に利用するには、セキュリティやそのほかのリスクに対しても目を向ける必要がある」と製品をアピールした。
発表会の場に駆け付けた眞鍋さんは「初めてスパイウェアスキャンをしたとき、208個もスパイウェアが出てきた。(セキュリティ対策の必要性は)痛い目に遭わないと分からない。PCに症状が出ずに情報を盗まれるだけだと、それに気付かないから恐ろしい」と話した。
データのバックアップについて聞かれると、「ブログの原稿をWordで作ってためているので、それがなくなると怖いですね」。
日本CAのeコマースサイト「CAストア」でダンロード版の発売を開始したほか、10月6日からは全国の量販店でパッケージ販売する。価格は、CA 2007 インターネット セキュリティ スイート 2007のダウンロード版が4280円、パッケージ版が5600円、プレミアム版はそれぞれ6480円、8800円となっている。
そのほか、3ユーザーのファミリーパック、10ユーザーのオフィスパックといったライセンス形態での販売も行う。
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