アルカテルとランコム、世界共通規格に準拠したWiMAX関連製品を発表

» 2006年10月19日 21時55分 公開
[ITmedia]

 アルカテルとランコム・テクノロジーズは10月12日、米ボストンで開催中のイベント「WiMAX World Conference & Exposition 2006」で、世界共通のモバイルWiMAX技術 (IEEE802.16e-2005) の早期導入を検討している顧客向けの商用製品を発表した。

 アルカテルはこの技術を商用化するため、「オープンCPE (ユーザー宅内機器)」ポリシーを強化しており、ランコムとの協力関係のもと、WiMAXソリューション「Evolium」のインフラや、端末へのランコムのチップセットの統合をはじめとするエンド・トゥ・エンド・ソリューションの開発、相互運用試験、共同マーケティング活動などを行っている。

 また両社は、PCMCIAカード、室内および屋外CPE、PC接続とVoIP/SIP対応電話の両方をサポートする家庭用ゲートウェイなど、IEEE802.16e-2005規格に準拠した多様な端末を製造するため、ブロードバンド・アクセス・ソリューションの有力プロバイダである台湾の合勤科技に技術供与を行っている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ