インフォマティカ、PowerCenter 8 日本語版を発売

処理性能と展開時環境、開発生産性を強化した最新のPowerCenter 8 日本語版が登場した。

» 2006年10月31日 16時03分 公開
[ITmedia]

 インフォマティカ・ジャパンは10月31日、「Informatica PowerCenter 8 日本語版」(PowerCenter 8)を発売した。最新版では、処理性能と展開時の環境、開発生産性の3つのテーマについて機能強化を図っている。

 処理性能では、大規模なデータベース構成において、データベースごとに最適な処理を生成することでデータ変換処理の高速化を達成した。また、サーバグリッドを構成することで高い拡張性や冗長性、費用対効果の向上を実現させている。

 展開時の環境については、フェイルオーバーとリカバリを自動化させたことでミッションクリティカルな企業システムに対応したほか、64ビットプラットフォームのサポート範囲を拡大した。開発生産性では、新たにJavaプログラミング対応による開発効率の向上を図ったほか、Webベースの管理コンソールの導入により、操作性と大規模開発時における生産性を向上させた。

 これらの機能強化により、事前テストでは前バージョンに比べて最高で100%を超えるパフォーマンス向上が認められたという。日本語版に先立って2006年5月に国外で発売されたPowerCenter 8は、現在までに800ライセンス以上が出荷されている。日本語版の価格は、最小構成で1400万円(Windows 1CPUのシステムあたり)となっている。

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