eEye、ゼロデイ脆弱性情報サイトを開設

未パッチのゼロデイ脆弱性情報を集めたアーカイブサイト「Zero-Day Tracker」が開設された。

» 2006年12月07日 10時24分 公開
[ITmedia]

 セキュリティ企業のeEye Digital Securityは、ゼロデイの脆弱性情報を集めたアーカイブサイト「Zero-Day Tracker」を開設した。

 同サイトでは、脆弱性の存在が公になり、メーカーの公式パッチがリリースされていないゼロデイの脆弱性情報を一覧表示。問題の深刻度と、未パッチのまま経過した日数も記載されている。

 それぞれのリンクをクリックすると、eEyeが独自に検証・分析した内容を含め、各脆弱性に関する詳しい情報を参照できる。

 メーカーがパッチをリリースした脆弱性はサイトの下部にアーカイブとして表示され、現在と過去のゼロデイ脆弱性情報を把握できるようになっている。

 12月6日現在、同サイトに掲載された未パッチの脆弱性は、MicrosoftのWordの脆弱性を筆頭とする7件。パッチ提供済みの脆弱性のアーカイブ情報は18件が掲載されている。

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