Windowsのプロセスを一覧表示、標準タスクマネージャでは見えないものも

ピーアンドエーは、Windows上で実行中のプロセスをすべて検出し、詳細情報を表示させる「セキュリティタスクマネージャ」の販売を開始する。

» 2006年12月13日 20時48分 公開
[ITmedia]

 ピーアンドエー・インターナショナルは12月15日より、Windows上で実行中のプロセスをすべて検出し、詳細情報を表示させるソフトウェア「セキュリティタスクマネージャ」の販売を開始する。

 セキュリティタスクマネージャは、ドイツのA&M Neuber Softwareが開発したセキュリティソフト。Windows上で実行中のアプリケーションやサービス、DLLに加え、ブラウザヘルパーオブジェクト(BHO)など、標準のタスクマネージャでは見ることができないプロセスについても認識し、一覧表示する。さらに、各プロセスの種類と説明、起動時間に加え、セキュリティ危険度といった情報も表示される。

 特徴は、巧妙に隠されたプロセスであっても見つけ出し、セキュリティ危険度を評価した上で、ユーザーの判断の下、隔離や削除といった作業を行えること。危険性の高いプロセス、不要なプロセスを削除することで、ソフトウェアやパフォーマンスの向上につながる。

 また製品版ではセキュリティタスクマネージャ本体に加え、スパイウェアやアドウェア、キーロガー、トロイの木馬といった悪意あるソフトウェアからPCを保護する「スパイプロテクタ」も提供される。スパイプロテクタは、レジストリ改ざんの検出やキャッシュ/PCでの活動履歴の削除といった機能も提供する。

 セキュリティタスクマネージャの対応OSはWindows 98SE、Me、Windows 2000/XP、Windows Server 2003。Windows Vistaもサポートする。価格は3990円で、同社Webサイトからのダウンロード販売のみとなる。なお同社Webサイトでは、スパイプロテクタが付属しない評価版の無償ダウンロードも行える。

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