リコープリンティング、スピードと耐久性を30%向上させた連続紙レーザープリンタを発売

リコープリンティングシステムズは、同社の連続紙モノクロレーザープリンタ「LB-F」シリーズに、印刷速度を30%向上させた最上位機種を追加して2月1日から販売する。

» 2007年01月24日 17時02分 公開
[ITmedia]

 リコープリンティングシステムズは、同社の連続紙モノクロレーザープリンタ「LB-F」シリーズに、印刷速度を従来より30%向上させた最上位機種を追加して、2月1日から販売を開始する。

 最上位モデルとなる「LB-F100A」は、解像度600dpiの連続紙対応2ビームモノクロレーザープリンタ。PowerPC 750FX(800MHz)を搭載し、毎分6800行(8行/25.4ミリ時)と印刷速度を従来モデルより約30%向上させている。耐久性についても、従来の1800万シートから2400万シート印刷へと向上、高製品寿命を実現した。

 利用可能な用紙種類は連続用紙のほか、上質紙や再生紙、圧着はがきやプレプリント紙、さらには会員証や保険証などのカード紙、宛名ラベル紙、振込み伝票と送付明細表などの帳票が一体となった複合型伝票などにも対応する。対応連続用紙幅は165.1〜457.2ミリ(6.5〜18インチ)。

 また、使い勝手に関する従来モデルからの新たな変更点として、印刷中にトナー残量が少なくなった場合でも、印刷を中断せずにトナー補給が可能となった。さらに、これまで手作業で行わなければならなかったプリンタ内部の清掃作業の一部を自動化する、自動清掃機構を搭載している。

 インタフェースはEthernet(10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T自動切換)、プロトコルはTCP/IP。対応ネットワークOSは、UNIX(AIX 5L EP8000、SunOS 4.1.3C、Solaris 2.5/2.5.1/2.6/7/8/9、HP-UX 10.10/10.20/11.00/11i、HI-UX/WE2 6.20 3050RX)、Windows NT 4.0、Windows 2000、Windows XP、Windows Server 2003。

 なお、従来モデルの「LB-F75」も、トナーの途中補給機能や自動清掃機構を搭載して新たに「LB-F75A」として発売される。

モデル名 印刷速度 価格(消費税別)
LB-F75A PCLモデル 5100行/分 (8行/25.4ミリ時) 800万円
LB-F75A PostScriptモデル 5100行/分 (8行/25.4ミリ時) 920万円
LB-F100A PCLモデル 6800行/分 (8行/25.4ミリ時) 1150万円
LB-F100A PostScriptモデル 6800行/分 (8行/25.4ミリ時) 1290万円
LB-F100A LB-F100A

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