プロトン、情報漏えいを防止するデバイス制御ソフト

プロトンは、外部デバイスへのアクセスを制御するソフトの最新版「DeviceLock 6.0」を2月15日に発売する。

» 2007年01月31日 19時50分 公開
[ITmedia]

 プロトンは、米Smartlineが開発したUSBメモリやCDドライブなどの外部デバイスへのアクセスを制御するソフト「DeviceLock 6.0」を2月15日に発売する。

 DeviceLockは、クライアントPCごとにアクセス権を設定することで、USBメモリなど外部デバイスへのアクセスを制御できるもの。情報資産の流出や盗難を防止することができる。国内では2005年1月に初めて発売され、医療や教育機関を中心に2万ライセンスの導入実績があるという。

 最新版の6.0では、クライアントPCと外部デバイスの間で送受信された内容をすべて保存する「シャドウイング機能」が追加された。送受信の詳細なログだけでなく、ファイルなどのデータも同一の内容のまま管理サーバに保存するため、不正発覚の検証の際に、アクセスの内容を完全に再現することができる。

 このほか外部メディアのアクセス設定を行う「ホワイトリスト」機能では、従来のUSBメモリに加えて、CDやDVDメディアの設定も行えるようになった。

 ライセンス費用は、1〜24ユーザーの場合で1ライセンス当たり6000円(税別)、100〜199ユーザーの場合で同4500円(同)などとなっている。別途、導入ライセンス数に応じた年間保守費用とインストール用の「メディアキット」(4500円、税別)の購入が必須となる。

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